心を込めて仕上げた作品を、その想いとともに写真におさめてもらいたくて
Salon de Fereelでは仕上がった作品を撮影して頂くスペースを作っています。
約100柄のパターンペーパーと小物はソープカービング用に、
造花とリーフはフルーツカービング用にご用意しています。
作品の向きや角度を調節し、しっかりその表情を見つめ
ピントを合わせる。
そうしていかに綺麗に写そうかと考えて作品に向き合うことは
上達への架け橋だと思います。
自分だけの作品写真集を作るように
大事に大事にその1ページを重ねていってもらえますように。
さて、片手にすっぽりおさまる小さなプリンスメロンにカービングを。
先日臨んだ広い海をイメージしてみました。
中心の模様は波しぶきを、
まわりには「ひろい」という平仮名をアレンジして彫り
その下には穏やかな波をイメージした模様を。
文字を模様にデザインするのはちょっと難しいですが
丸みを帯びた柔らかい平仮名だからこそ出来る事かもしれません。
小さなメロンに彫る広い海はちょっと不思議な感覚でした。