一気に気温も下がり秋の深まりを感じる今日この頃、
とあるコラムで西洋と東洋の気候の考え方について書かれていました。
英語で季節は「climate」ドイツ語では「klima」と言い、
どちらもは「光の傾き」に由来するそう。
その一方日本や中国の気候は二十四節気・七十二候の「気」「候」に則るそうです。
光の傾きから物理的かつ合理的に季節の移ろいを判断する欧米人に対して
キンモクセイや銀杏の香りを運ぶ風や空気感などの「気」で訪れた季節を感じる日本人…
国や人種によって季節の捉え方に違いがあるなんて面白いものです。
先日京都「仁和寺」で目にした色付き始めのもみじを思い出しながらカービング…
周りはもみじが池に舞い散る時の波紋、そしてイチョウの葉をイメージしました。
心配された今年の紅葉ですが、昨年よりも色付きは鮮やかだそう。
衣替えしたてのコートとブーツで紅葉狩りに…行きたいな。
それからもう一つ…
今が旬の甘酸っぱいリンゴの香りに包まれながら「白雪姫」を。
かじられたリンゴを描きながら「手にしてるこのリンゴも毒リンゴだったりして」と
一人で想像を膨らませて楽しむひとときでした。