2週間前に実家に立ち寄った時に
「一輪挿しにさしてお手洗いに飾ってあげて」と母がお庭から摘んで
手渡してくれた一輪の水仙の花びらが茶色く色付いてきました。
食卓やキッチンの窓辺、そしてお手洗いにとお花を欠かさない母。
あちこちに飾られたお花は子供の頃は当たり前の光景だったのに
独立してその光景がどれだけ有難いものかを知りました。
お花を摘むことと疎遠の都会暮らしを続けていると
茶色くなっても尚咲き続ける水仙がとても誇らしく愛おしく感じたり。
今宵もまたほんの少し水切りをして一輪挿しに活けるのです。
さて、ちょっぴりご無沙汰ではありますがエッグアートの新作を・・・
オーストリッチの卵に約2万個のビーズを貼り付けた2段の小物入れです。
何日も何日も1層ずつ時間をかけて仕上げました。
卵を3つのパーツに分割し、ハートの金具とカメオで仕上げた作品。
再構築することの難しさを実感しました。
そしてまだ制作途中ではあるのですが、卵を2つ使ったドレス。
細かなカットの連続とバランスの取り方で苦労しました。
そして只今このドレスに似合う馬車と日傘を制作中です。
全ての完成はまだまだ先になりますが
エッグアートの可能性を広げられるよう努めたいと思います。