夜が明けるほんの少し前に起きるようになりました。
眠い目をこすりながらも体を起こし
次第にオレンジを帯びてくる東の空に向かって大きく伸びをする気持ち良さと言ったら。
シーンと静まり返った朝の街を散歩したあとは
誰にも邪魔されずに仕事をして、軽くお掃除をしてからゆっくりと朝食の用意をする。
何度も時刻を確認して追われることも、気ぜわしく朝の支度をすることもなくなり
三文の徳とはいうものの、早起きにはお金に変えられない価値があると実感する今日この頃です。
さて、先日編み猫作家をされているご友人様への贈り物として
ソープカービングのオーダーをいただきました。
いつもは薔薇や小花の切り出しを使ってのアレンジメントのご依頼が多いのですが
今回はレリーフ彫りのオーダーです。
ナイフの先だけを使ってソープの表面を縫うように
お花をぎっしりと敷き詰めました。
お名前をプリントしたリボンとお花をプラスし、
白のフレームですっきりと上品なイメージに仕上げました。
Salon de Fereelではオーダー頂いた作品やラッピングに
お名前入りのリボンを作成し使用しています。
ラッピングを解くときに少しでもときめいてもらえたら・・・と思っているのですが
そのリボンを大切にしまって下さる方もおられて嬉しい限りです。
お色やフォントなどもお選び頂けますので
オーダーの際ご遠慮なくご相談くださいませ♪
おまけ・・・
今回の作品で彫ったレリーフですが、Salon de Fereelのカリキュラム上級で登場します。
カリキュラムでは薔薇のお花を使わずに仕上げています。
新たに習得して頂くカットなどは無くお花自体はそれほど難しくありませんが、
ソープの形を崩さずに隙間なくお花と葉っぱを描いていくのは意外と大変で
その集中力と根気も問われる課題だったりします。
だからこそ仕上がった時の喜びは一入で、
フレームに入れてお部屋に飾ったり、大切な友人へ送りたくなったり。
生徒さんのこの課題作品を見せてもらえるのがとても楽しみです。