ペルセウス座流星群のピークを迎える中、
もうずっとずーーーっと放ったらかしにしていた神話事典をペラペラめくる今宵。
キプロスの王「ピュグマリオン」は才能豊かな彫刻家で
ある時自分の理想とする完璧な女性を彫刻で作り上げました。
その彫像があまりにも美しかったので、彼はその彫像に恋をし彼女との結婚を心から願います。
来る日も来る日も熱く願い続けたピュグマリオンは
「彼女が手に入れられないのなら崖から飛び降りて死んでしまおう」と呟きました。
愛の神「アフロディテ」がその姿を見て、願いを叶えてあげようと彫像に命を吹き込み
想いは実現し、ピュグマリオンは結婚をし子供も授かることができました。
・・・いわゆる人は期待された通りに成果を出す傾向があるという「ピグマリオン効果」の由来の話を読みながら
相手に対して期待を抱くのはもちろんですが、自分自身ももっと期待しそれを信じたいと思ったり。
目紛しく溢れる情報や誘惑(?)に惑わされず、私が本当に望むことに真っ直ぐであろう・・・
そんなことを考えながら北東の夜空を見上げています。
さて、先日知人のお孫さんがお里帰りされるということで
サプライズのプレゼントをさせていただきました。
お孫さんが大好きだというウルトラマンXとゴモラを大きなスイカにカービング。
馴染みのないキャラクターをカービングするのは思った以上に難しく
彫り始める前にあれこれ検索してその姿や性格を頭に叩き込みました。
周りの模様はゴモラ(恐竜?)の足跡を意識してみました〜
はると君、とっても喜んでくれたそうですが・・・
ウルトラマンXとゴモラを傷つけたくない!となかなかナイフを入れてもらえなかったそうで(苦笑)
でも何日もかけてお召し上がりくださり、最後はウルトラマンXとゴモラがカードのように残ったそうです。
「孫の喜んでる姿、最高でした!」と嬉しいお言葉も頂戴し
私のカービングが素敵な思い出のスパイスになれた・・・と幸せな気持ちでいっぱいになりました。