雪解雨、葉花雨、花時雨、菜種梅雨、桜雨、春霖雨、催花雨、木の芽雨、杏花雨、育花雨・・・雨の名前は数多とありますが、春のそれは響きが優しく、平仮名で書こうものならその柔らかさに愛おしいものを感じます。
昨日の雨は一体なんという雨だったのだろう〜と考えると、雨の名前をつけた昔の人たちは、季節の変化や日々の暮らしの細かな動きを敏感に感じ取っていたに違いないと思えてなりません。
もっと「雨の温度・音・感覚・大きさ・形・香り…」に気を配って雨の日を過ごしてみようと思いつつ、明日予報されている雨が満開の桜を散らさないでくれることを願う今日この頃・・・
さて、いつもお仕事でお世話になっている方のお誕生日に贈りたいと思い、スイカをカービングしました。
ロゴや何かのマークのように見えるよう、文字を円の中にバランスをとって彫り、ところどころにハートで赤色を出してコントラストを出しました。
バラを彫らない時は赤色の出し方がポイントになるのですが、文字周りに赤い輪を入れることでまとまり良く仕上げることができました。
突然のプレゼントにびっくりしながらもとっても喜んでいただけてサプライズ大成功♪
カービングしていてよかった!と改めて思えた瞬間でした。
誰かのためにありったけの想いを込めて彫ることの楽しさ、そして贈る喜びを感じると同時に、今いただいているオーダーに対し心から感謝をおぼえ、ご依頼主さまのお気持ちが伝わるよう精一杯努めようと心に誓ったり。
楽しみに待ってくださってる方に早くお届けできるよう頑張ります♪