子供の頃から父の影響で車が大好きな私。
ドライブテクニックは自慢できるものではありませんが、ハンドルを握るのも助手席で景色を楽しむのも大好きで、お出かけとなるとどこにでも車で向かいます。
寒さも和らぎ小春日和に包まれた先日、京都二条城で開催されているARTISTIC CARS AT THE WORLD HERITAGEに行って来ました。
とても綺麗に手入れされた名車の数々が一同に展示され、400年以上の歴史をもつ元離宮二条城と相まって育まれた文化の息吹を感じることができました。
青空に羽ばたいていくかのようなカウンタックのガルウィング(シザードア)、かっこいいですよね♪
シンボルカーになっていたのか、この車の周りには沢山の人がおられました。
どなたのか分からないけれどサインがしたためられていて、なんだかオシャレだったのでパチリ。
沢山ある名車の中でもアルファロメオのオープンカーの内装が目を引きました。
メーターのフォントやスイッチのつまみ、木製の細いハンドルが趣深くて、スカーフを頭に巻いて黒い大きめのサングラスをして新緑の中ドライブなんてしたら最高だろうな〜なんて妄想に浸ったりなんかして(笑)
城内には一際鮮やかなイチョウの木も佇み、その神々しい雰囲気に誰も近くに踏み入ることなく少し離れたところから拝み見るように楽しんでいました。
名車の展示は12月12日までだそうです。
冬支度を始める前のひと時、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。
さて、ご結婚されて50年を迎えられた金婚式のお祝いにスイカを彫らせてもらいました。
大玉スイカが手に入らず、大きいサイズの小玉スイカにカービング。
驚くほど皮が柔らかくて、研ぎたてのナイフで慎重に彫り進めました。
シンプルなデザインで、かつ薔薇のお花はリアルな雰囲気を出したかったので種を掻き出しながらも奥行きを出して彫りました。
小玉スイカにしては皮が厚く、白から赤へのグラデーションも綺麗に出てくれましたよ。
金婚式、本当におめでとうございます。
50年もの間共に暮らされて、今の私では想像もできないくらい色んなことがあられたことでしょうが、お健やかにこの日を迎えられたことは本当に何よりも素晴らしいことだと思います。
とてもお喜びくださったそうで、ささやかですが花を添えられたことを嬉しく思います。
ありがとうございます。
8年後には私の両親も金婚式を迎えます。
元気にその時を迎えてくれることを願いつつ、スイカのカービングでお祝いできるよう私もしっかり技術を高めておきたいと思います。