近所の大通りのイチョウ並木は先週末の強い風で一気に葉が落ち、歩道が黄色の絨毯になりました。
蹴散らしながら歩きたい衝動に駆られながらもなんとか我慢し、思い切り蹴り上げたり両手で葉を救って舞い上げたりしている子供たちが羨ましいと思ったり・・・
誰も見ていなかったら思い切りしちゃうのになぁ(笑)
さて師走も3分の1を過ぎ、何かと気ぜわしくて「忙しい」の文字通り心を亡くしがちの今日この頃ですが、あえて時間を作って特に目的なくカービングをしました。
お題は来年の干支でもあるトリ。
今の私が思い描くトリのイメージをスイカとソープに表現してみました。
まずは小玉スイカへのトリ・・・
「花鳥風月」という言葉も少し意識しながら一気に彫り上げました。
そしてお次はソープに。
3つの石鹸に描いて羽根とともにアレンジしました。
先日二条城の梅林で見かけたシロサギと屏風に描かれたキジや孔雀、このところ渡り鳥かと思われる群れをなして飛ぶ鳥たち、公園の随分と人馴れした鳩・・・など思い浮かべながら、スイカ同様イメージも下絵もなしで一気に彫り上げました。
いつもはひと彫りひと彫り確認しながら彫り進めますが、今回は全く確認もせずにある意味「自分勝手に気の向くまま」にカービングしました。
完成度云々と言い出しますとあまり良い言葉は出ませんが、たまにはこういう「印象」で描くカービングも楽しいもので、「ここはこう」という説明などないのもまた面白いかな〜なんて思ってみたり。