節分と立春が過ぎ、明日にでもお雛様を出そうかと思う今日この頃。
お買い物に行くとお野菜売り場には「ふきのとう」や「たらの芽」、お魚売り場には「白魚」や「にしん」が見受けられ、春の兆しを感じます。
旬のものを食し、季節折々の風物詩を楽しむ・・・四季の移ろいを細やかに感じ取り、自然の流れに寄り添う暮らしは身も心も豊かにしてくれるはず・・・
今宵は白魚のかき揚げとふきのとうの天ぷらを春を触るような気持ちで楽しみたいと思います。
さて、先日取材を兼ねた体験レッスンにお越し下さった「こんちゃん」こと近藤光史さんから古稀を迎えられるご友人様への贈り物にとオーダーをいただきました。
彫り込む文字やイメージをお聞きしていると、近藤さんのご友人様を大切に思われるお気持ちが伝わってきて気合い十二分で制作させてもらいました。
文字は勘亭流で威厳のある感じに、バラは(やっぱり!)花びらをしっかり反り返してエレガントに。
お誕生日会をされる料亭に直接お持ちさせてもらったのですが、皆様とても驚き喜んでくださり沢山写真を撮ってくださいました。
当初は「デザートに切ってみんなで頂こう!」ということになっていたのですが、八十島様が「これは孫たちにも見せたい」と言ってくださり、Lサイズのとっても重たいスイカにも関わらずお持ち帰りくださることに。
大切な方への贈り物にしたいとご注文くださった近藤様、ご家族の方に見せたいと嬉しい言葉をくださった八十島様・・・ありがとうございます。
冬の寒さに肩をすぼめながらも、心にポッとあったか〜いひだまりができたようで夢見心地の帰路、頂いたご縁とご恩を心に刻み込んでしっかりとお礼ができるよう精進しようと思うのでした。