午前中予定していたことがキャンセルになったので、iPadで映画「ラビリンス 魔王の迷宮」を見ながらケーキ作りを楽しみました。
少女から大人の女性に移ろう姿と魔王の愛情をロマンチックで少しセンチメンタルに描かれていて、私の大好きなファンタジー映画の一つ「ラビリンス」は、「迷宮を通り抜け、連れ去られた赤ちゃんを取り戻しに行く」というストーリーなのですが、登場する人物やマペット達がみんな個性的でユーモアに満ちています。
監督はあのセサミストリートのジム・ヘンソンだけあって、マペットはまるで生きているかのような躍動感に溢れていて、現代のCGでは表現できない息吹さえ感じます。
舞踏会のシーンで流れるDavid Bowieが歌う「As the world falls down」がなんとも美しいメロディーで、バタークリームを混ぜながらリズムに合わせてクルクルと一人で踊ってみたり・・・(笑)
上映されたのは30年以上も前ですが、今でも色褪せることなく、ときめきと安らぎを同時に心に響かせてくれる映画です。
もし良ければご覧くださいね。
さて、歌い踊りながら作ったケーキはこんな感じに♪
気分がとっても良くてホールケーキ2つも作っちゃいました♪
母に「作ったけど、嫁入り先が決まっていないの」と写真とともにLINEで送ったところ、「欲しい〜〜〜〜」と言ってくれて、今母と母の友人が引き取りに来てくれるのを待っているところです。
無事にお嫁入りできてよかったよかった♪(残るは私か・・・笑)
話は変わって、知り合い方の奥様のお供えにと先日メロンのカービングをご依頼いただきました。
お祝いごとにご依頼いただくことが多いフルーツカービングですが、昨年からこうしてお供え物としてもオーダーを頂戴する機会が増え、有り難さを感じます。
今回は中心に大きな薔薇を2輪描き、その周りを沢山のハートで囲んでみました。
「とても喜んでくださいました」とご依頼主様からメッセージを頂いて感無量。
改めてカービングを通じて人の想いを伝える架け橋になりたいなぁと感じました。
以前結婚記念日にご主人様から奥様への贈り物としてオーダーを承ったのですが、その時「気持ちを面と向かって言えないのでその代わりに」と書かれた一文がとても印象的でした。
「おめでとう」だったり「ありがとう」や「愛してる」や「お疲れ様」だったり、時には「ごめんなさい」もあるかもしれません。
その言葉、そしてそれ以上のものを私のカービングを通して伝えたい・・・今心からそう思います。
そしてそう考えているだけでなんだか幸せな気持ちになるんだから不思議なものです。
今週来週はご注文をたくさん頂いて、フルーツなので作り置きができなくて大変ですが、一つ一つ丁寧に心穏やかに向き合いたいと思います。