今年ももう半分を終え、夏越の大祓を迎えました。
梅雨の最中だというのに毎年6月30日はお天気に恵まれることが多く、今年も例年通り近所の坐間神社に足を運び、茅の輪くぐりをしてこの半年恙無く過ごせた感謝を胸に残り半年の無病息災をお祈りしました。(去年の記事はコチラ☆)
今年は境内に足を踏み入れた瞬間から包み込まれる空気感がいつもと違っていて、新たなエネルギーが宿ったような、清々しい風が心の埃を全て吹き拭ってくれたような・・・
その変化を素直に受け入れ、流れに逆らわず、自分の気持ちを尊重して進んで行きたいと思う2018年の半夏生。
お夕飯にタコを頂きながら「なぜタコなんだろう」とふと思ったり。
さて、先日お誕生日のお祝いにとスイカのカービング・フルーツバスケットをご注文いただきました。
お誕生日を迎えられる方のご雰囲気など詳しいことはお伺いしなかったのですが、ご注文くださった方の丁寧なお言葉遣いやホテルの素敵なお店へのお届けということから勝手な想像を膨らまし、シンプルかつ一定のサイズで文字を刻みました。
蓋をあけるとフルーツがたっぷり♪
蓋はてんこ盛りのフルーツの山の分だけ内側をくりぬいているのですが、私の彫る反り薔薇はかなり奥までナイフを入れて彫っているのでそのラインに達しないギリギリまでくり抜くというのは難しく、しかもひっくり返してお皿に置くのはバラが潰れる可能性もあるので左手で文字部分の微かな皮を支えにしてできるだけ時間をかけずに一気にくり抜きます。
くり抜きが甘いとフルーツの山に内側が当たって閉まらないし、くり抜きすぎると薔薇が落ちてしまう・・・
(仕上がった時は問題がなくても)配送時の揺れでバラが落ちる可能性も考えながら慎重かつスピーディーに作業を進めなくてはならず、この時だけは流石の私も鼻歌ストップで緊張感が走りますが、今回も問題なく綺麗に内側をくり抜くことができ、無事にお届けすることができたので安堵の思いでいっぱいです。
この度はご注文ありがとうございました。
作品展までもう1ヶ月を切り、
生徒さんの素晴らしい作品も仕上がって参りました♪
みなさま是非スケジュールを合わせてお越しくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。